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グルメ日記

2008・4・28
シェ・イノ(フレンチ)
〒104-8002 東京都中央区京橋2-4-16(明治製菓本社ビル1F)
TEL: 03-3274-2020
タダでゲットしたチケットのコンサートに誘ったNちゃんに豪華なミシュランの星付きレストランのディニャ〜をご馳走になってしまった。(全く海老鯛もはなはだしい)
オーナーシェフはフレンチ界の大御所として名高く、2008東京ミシュランの★である京橋のシェ・イノである。
Nちゃんは前にも行った事があるようだけど、私は始めて。
エントランスはさも高級レストラン風の装飾が施されたドアで、ここが「シェ・イノ」であるとわかりやすくかいてあるわけではないので、どこかで食事をしようかなと思ってなにげに入れるような雰囲気ではない。
入ってすぐはバーカウンターになっていて、にこやかに待ち構えたスタッフが奥の席へと案内してくれる。
テーブルにキャンドルがあるゆえに店内は少々薄暗く、高めの天井の装飾が華やかに目立つ。
お店は狭くはないけれど、スペースに対してテーブルの数が多いのか、隣との距離が少ない気がする。
私に渡されたメニューには値段は書かれてはいないけど、事前に調べていったのでNちゃんがオーダーしたコースが一番高い23000なにがしかであることはすぐにわかった。
だいたいNちゃんは何処へ行っても自分が支払う時はその店の一番高いコースを頼む人である。

さてお料理はと言うとせっかく豪華な内容だというのにフラッシュを遠慮したため、画像がかなりひどくて、美味しそうに写せずお店の人には申し訳ないが、ここのお料理は正統派フレンチということで、最近よくある現代フレンチとかいうソースで絵を描くような盛り付けではない。
(しかもメインのお肉料理を写し忘れてしまった)
最初に登場の温度玉子のトリィフピュレが運ばれた時、かなりな量が入っているように見えたのでびっくりした様子をしたら、スタッフの方が器が上げ底になっていると教えてくれる。
(スタッフは総じてフレンドリーな応対ぶりで好感がもてます。)
トリィフソースの下に温泉玉子が隠れているわけで、まぜまぜしながらいただきます。トリィフピュレ、濃厚で美味しいです。
フォアグラはお料理が選べて、他にテリーヌやソテーもあったのですが、キャベツで巻いてあるのは初耳だったので、これをチョイス。
普通のソテーにした方がよかったかも。フォアグラはフレッシュでト〜ロトロの美味しさでしたがキャベツがちと硬くてナイフを入れ難くかったのです。
どこに行ってもデザートは食べない私ですが、ミシュラン店だし、大好きな抹茶だしで(写真のように縦に置かれたんだけで、その方が正解?というか食べやすかったので、器を横にして)ぺろりと頂いちゃいました。
白く見えるのは白玉団子のように見えるけど、しっかり固まったメレンゲです。


お料理はどれもソースがおいしくて(かなり濃厚ですが)満足でしたが、Nちゃんが頼んでくれたワインがめちゃ高かった事を知って、ちょっと納得がいかない気持ちであることを書かないわけにはいきますまい。
シニアソムリエであるとご本人が言ってましたけど、私が冗談めかして「ラングドックとかの手頃なのが好み」と言ったにもかかわらず、奨めたものが40000円のCorton Granceyの1983でした。
Nちゃんがお勧めに従ってそれを頼んだのですが、ラベルを頂いてきたので調べたら楽天で15000円くらいでした。やっぱりミシュランともなると倍以上はあたりまえなのでしょうかね。これが美味しかったのならまだしも、イケルとはいいがたかったのです。
最初は香りも高価なワインの香りがしたし(いつも分かりやすく高いワインの香りなどという言い方をしてます)時間の経過でよくなりそうな期待が持てるかもと思ったのに、逆にドンドン酸味が出てきて、デザートは残してもワインは残さない主義の私が残してしまいました。
だいたい、25年ものの40000円もするワインをデカンタージュもしないで、最後のオリまでつぐというのも、本当にシニアソムリエ?って感じ。
ネット検索したら、やっぱりこの店はワインやシャンパンが高すぎと評価している人が少なからずいらっしゃいました。
それと、オーナーシェフがお馴染みさんのテーブルで一緒になって飲んでしゃべっているのが感じ悪いというブログが目立ちました。
そのとおりの光景を我々もしっかり見てきました。 第一、井上シェフ、声がでかくて言葉使いもちょいと品がなかったです。
お料理は美味しいんだけどニャア。
参考HP・http://www.manoirdinno.com/index.html

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