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ブランドチョコレート(2003・2・7)
もうすぐバレンタインデイですね。
だからって、あっしにはかかわりのないこって・・・・。
義理チョコを配らなければならない立場でもなし、本命チョコをどうしようかと思い悩むお年頃でもなし。
まぁそんなお年頃の頃もそのような事をした経験が皆無というのも寂しい身の上と申せましょう。

そんな私が先日お友達に誘われて、今が盛りのデパートのチョコレート売り場に足を踏み入れる機会にめぐまれました。
友達のそのまた友達の情報なのですが、その方はチョコレートに詳しくて今まで多くのチョコレートを食べた中でこれが最高と思われるチョコレートにフランスで出会い最近そのフランスのチョコブランドが新宿のデパートに出店したらしいということで、私のお友達は今年のバレンタインのプレゼントにせっかくなのでそのチョコレートを買いたいというのです。
暇な私は「そんなに美味しいなら私も食べてみたいもの」とお供させて頂くことに致しました。

食品売り場に行くと目的のお店はすぐわかりました。
なぜかと言うと長蛇の列が作られていたからです。
美味しいものの情報の流れるスピードに驚きました。
並んでいるのは殆ど若いお嬢さんですがブランドバッグのお店屋さんのように入場制限がかけられているのです。
若くない私とお友達は
「そうまでこのチョコレートに執着せんでも」
と思いつつも
「せっかくこのためにここまで来たんだしどうしよう」
と思っているとずっと上の階でバレンタインデイ特別チョコレート会場なるところがあり、そこなら並ばなくても大丈夫らしいというので、そっちに向かいました。

そして初めて足を踏み入れたそのチョコレートだらけのエリアには驚く事がいっぱいありました。
まずそのメーカーの多さ、それぞれのメーカーの趣向を凝らした品数の豊富さ。
全部を詳しくチエックするには相当な時間と労力がいりそうです。
チョコレートだけで出来たモナリザの微笑みの絵やチョコレートでできたドレスを身につけたマネキンも一目をひきます。
平日というのにかなりの人出でその熱気でチョコレートも解けんばかりです。
匂いも充満していますから、甘いのが苦手な方なら不快指数が上がりそうです。

お友達が買いたがっているブランドはかなり特別扱いふうの場所でまるで宝石売り場のようなガラスケースでその全面に人だかりが出来ていました。
何とか間に入り込み覗いては見たものの見た感じはどうってこたぁないのです。
しか〜し!たしかに値段からすると特別な気がします。
ちいさなちいさな一粒が何百円の世界です。
これで美味しくなきゃ怒るで!!と思いつつせっかくなので一番オーソドックスな板チョコタイプの木箱入りを買って帰りました。

実はまだ食べておりません。
バレンタインデイの頃何かの集まりでもあればその場でみんなで話題にしながら食べようかと思っています。
さぞかし美味しいことでございましょう。
そうそう、ブランドの名前はジャン=ポール・エヴァンとやら申すそうな。


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