きのうはボジョレヌーボーを飲みすぎました。
解禁日は毎年、同じお店で飲み放題の食べ放題というのが年中行事となっています。
それにしても毎年毎年、今年のボジョレーの新酒はできがいいと言われ続けていますね。
いまだかって、今年は出来が悪いと言うのを聞いたことはありません。
更に今年ときたら、100年に一度の出来栄えとかってニュースが流れてました。
そうと聞いちゃ、飲まない訳にはまいりません。
なんちゃって、出来が悪いと言われたって行くに決まってるんですけどね。にゃはは。
毎年飲みに行くのは、日本橋馬喰町にある岡永倶楽部という会員制のレストランです。
ここはお酒屋さんがやっている、アンテナショップで、普段はレストランですが時々、ワインの会とか日本酒の会とかいろいろなイベントがあります。
私はワインの時だけ行きます。
ボジョレヌーボーの会だけでなく、色々なテーマで年に何回かワインの会がありますが、いつも7,8種類のワインが飲み放題でお料理もとても美味しいものが出ます。
ちなみに今回のメニューはワインが
・パリション・エ・クレール・メルロー・ガメイ
・2003 グレイス甲州・ヴィンテージ 新酒
・2003 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー(ピエロ)
・ボジョレー・プリムール(ボアフラン)
・2002 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー(ピエロ)
・2002 ボジョレー(ボアフラン)
・グレイス周五郎のヴァン(酒精強化ワイン)
お料理は
・蟹のサラダ・富山の健康玉子にのせて
・自家製お野菜のマリネ
・エゾ鹿のカルパッチョ
・三陸カキのフライ
・蛸のラグーのトマトパスタ
・秋鮭のキノコクリームソース
・コック・オー・ヴァン
・旬のチーズ・ヴァシュラン・モン・ドール
といった品揃え、ワインはいつももう1種類、中々飲めないような秘密のワインが最後に出されます。
今年もあったはずですが、最後のほうは酔っ払っていて、名前も味も飲んだのかどうかさえ覚えておりません。(反省)
今回興味深かったのは、去年のヌーボーも出たので、今年のものとはっきり飲み比べられた点です。
100年に1度の出来栄えに関与したのは、まず4月中旬の霜被害があったそうです。
収穫量の減少から残った葡萄に畑の栄養分が多く行き届いたんだそうです。
更に記録的な暑さで糖度があがり、それによってコクが増し、葡萄の皮が厚くなったことでタンニンが増加、酸が減少した事で飲み頃になる時期が早められたというような原因が考えられるそうです。
さてさてそのお味はといいますと・・・・ヌーボーとは思えないコクがあって、酸味も少なく、本当にとても美味しかったです。
去年のヌーボーと飲み比べたので間違いありません。
ここのソムリエさんも中々素敵な方で説明も面白くわかりやすいです。
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