秋田に行った人から、食べた事がない山菜を頂きました。
名前は「みず」です。
実は名前だけは知っていました。
以前秋田に行った時に「みずの実のおつけもの」というのを買った事があったからです。
珍しいもの好きの私が形が面白そうというだけで買ってきたその「みずの実のおつけもの」はちょっとしたヒットでした。
小さいケッパーをいくつか間隔をあけて数珠つなぎにしたような形で、食感はプチプチ感と、プラス軽いネバネバ感もありました。
豆小皿にちょこっと酒の肴にお出しすると、「え〜なにこれ?」と話がはずみました。
それで「みず」という名前だけはしっかりインプットされていましたから、葉っぱの束を頂いて名前を聞いた時、ようやく探していた物に巡り会えたような気さえしました。
秋田に行けば裏庭にいくらでも生えているんだとか。
「葉っぱは食べずに茎を食べて」と説明を受けました。
「え〜っ!葉っぱの方が美味しそうだけどにゃ」
そこで、インターネットで調べてみると、たしかに茎だけの料理法などが紹介されていました。
・和名ウワバミソウ 俗称ミズ、ミズナ、アカミズ
・茎の下のほうが赤い色のは「あかみず」という。(あおみずもあるらしい)
・葉っぱは、てんぷらにすると美味しい。
・茎は生でも食べられるが、湯がいて細かく刻むと粘りが出る。(そう言えば実のおつけものも粘りがあったにゃあ)
・茹でると赤が緑に変わる。
・味は癖がなく美味しい。
というわけで、まず茎だけゆがいて細かく刻んでみました。
粘りはそれほど強くはありませんが、ネバネバつにゃがりと言う事でひきわり納豆とあえてみました。
サクサクした食感で癖がなく、いくらでも食べられそうなさりげない山菜でした。
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