最近は出来合いのお惣菜コーナーというものがあっちこっちにありますが、これだけ食生活が昔と変わったのに、どういうわけかひじきの煮付けはいまだにどこにも必ずといっていいほど置いてあります。（人気があるんでしょうか？）
コンビニには一人用のミニパックなどもあるようです。
全く便利な時代になったもので、役立たずのわがままな嫁をもらって苦労する必要はありませんね。にゃはは。

主婦の鑑といわれている方は、乾燥ひじきを買ってきて、ちゃんと自分で作っていらっしゃることでしょうね。
どう身びいきしても鑑とは言えない私だって勿論そのくらいの事は致します。
しかし、ひじきの煮付けがいくら体にいいからって、毎日そればかり山盛りってのもこまります。
あくまでもサイドメニューとして少しばかり作れば充分。

だいたい、乾燥ひじきは一袋５０ｇくらい入っているものが多いようですから、これを、いっぺんにもどすと、大きなボールにあふれんばかりに増えて困った経験をしたことはありませんか?
私はあります。
ずっとずっと大昔の新米主婦の頃の話ですけどね。
ひじきを戻す時の失敗はもうひとつあります。
ステンレスのざるに入れてそのまま水を入れたボールにつけて戻してしまったのです。
経験した方はおわかりになるでしょうが、網の目に入った状態で太ってしまうので、蜂蜜を食べ過ぎた熊のプーさんよろしく、ひっぱってもとれないひじきが続出で面倒なことになります。
くれぐれも戻してから、ざるをお使い下さいませ。（わかってるって？にゃはは）

さて、小家族の我が家ですがそうは言っても、ひじきは１袋いっぺんに戻しちゃいます。
そして、他には何も加えずにひじきだけで調味炒り付けします。
味は各家庭の好みですから、お醤油とだしだけでもよし、お砂糖を加えて甘辛もよしです。
これを、その日食べられそうな分だけとりわけ、献立の内容にあわせて
　　・オムレツや厚焼き卵にまぜまぜしたり
　　・生野菜とMIXしてデパ地下のサラダ風にしたり
　　・人参、あげ、インゲン等を炒めたものに加え定番の煮付けにしたりとサイドメニューに仕上げるわけです。

ひじきオンリーの残りは1回分ずつにわけて冷凍保存し、後日また
　　・チャーハン
　　・しらあえ
　　・おむすび
等に加えて使います。

乾物って戻すのが結構面倒で時間が足らないからとやめてしまう事がありますが、こうしておくといつでも気軽に健康にいいひじきをちょっとづつ食べられます。
使う分ずつ戻していたまじめな皆様、ぜひ1度おためし下さいにゃせ。