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『ティファニーで朝食を』1961年アメリカ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】ブレイク・エドワーズ     【主演】オードリー・ヘップバーン (ホリー役)
【あらすじ】
ニューヨークのアパートに名前のない猫と住んでいるホリーは群がる男性を手玉にとって暮らしていました。
彼女の夢はお金を貯めて、ティファニーのようなところに住むことです。
そして夢が叶ったら、猫に名前をつけようと思っていました。
実際には彼女は貧しさゆえ、愛のない結婚をしていて、かなり年の離れた夫もいるのですが、そこから逃げ出してきたり、いい収入になるからと、本当の事も知らずに麻薬の売買の連絡係などもやっているという生活ぶりだったのです。

そんな彼女の隣の部屋に越してきたのは、有閑マダムのパトロンつきの売れない小説家の若い男性でした。
彼は始め、作家的興味だけでホリーを見ていましたが、だんだんと彼女の純真さに惹かれていきます。

【猫の登場】
登場する猫はたった1匹、赤とらちゃんです。
メン・イン・ブラックも赤とらでしたし、日本映画の「仔猫物語」もチャトランでした。
赤トラ猫には芸達者が多いのでしょうか。
本で読んだのですが、この役を演じたのは「オレンジィ」と言う名前のベテランスター猫だそうです。
いくつもの映画に出演しているようです。
この映画での最初の登場はヘプバーンさんと一緒にベットにいるシーンです。
猫独特のなんとも可愛いふみふみをして、アイマスクをして寝ている、ヘプバーンさんを起こします。
お話の合間、合間に猫はちょくちょく顔を出し、名演技を見せてくれます。
なんと言っても忘れられないのがラストの濡れねずみ(猫なのに)状態の猫を抱いたオードリー・ヘプバーンさんとジョージ・ペパードさんの抱擁シーンですね。
2人にはさまれた感じのずぶぬれ猫が、お話としてはこれでようやく名前がつけてもらえそうだし、ご主人様も幸せになれそうでめでたし、めでたしといったところなのですが、そんなことはどうでもいいといわんばかりの面持ちなのは、いかにも猫らしいと思いました。
【その他の感想】
何度もみた映画なのに、またレンタルしてしまいました。
オードリーヘプバーンさんの映画はどれもみんな好きですが、猫が出ているという事でこの作品は特に好きです。
知らない人はいないのではないかと思われるほどの超有名な映画ですね。
ヘプバーンさんの映画はどれもみな好きで、どんな役でもそれぞれ魅力的ですが、この映画のホリー・ゴライトリーを演ずるオードリー・ヘプバーンさんは猫のように自由気ままでそれはそれは、チャーミングでした。

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