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『妻の恋人、夫の愛人』1996年イギリス映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】ジョン・ダイガン   【主演】ランベール・ウィルソン(フィリックス)
【あらすじ】
売れっ子劇作家のフィリックスには新人女優ヒラリーという若い愛人がいて妻のエレナとはギクシャクした関係になっていた。
愛人には妻とは離婚すると言ったものの、妻は日ごとにヒステリックになっていき、放ってはおけない。
フィリックスの最新作の主演にアメリカからきた俳優のロビン(ジョン・ボン・ジョヴィ)をキャスティングしたが、ロビンは男女関係には精通しきったようなタイプでフィリックスの私生活をすぐに見抜いてしまい、自分が奥さんを誘惑して事を解決してやろうと持ちかけます。
躊躇いながらも、同意し妻の好み等を教えると、ロビンは巧みに妻に近づき恋人同士になる事に成功するのですが・・・・
【猫の登場】
猫は2匹登場するんですが、1匹は作家の家の飼い猫で白地にキジトラブチのちょっと太った短毛さんです。
この仔が最初、奥さんがネクタイを切り刻むシーンに洋服ダンスの影から現れます。
奥さんが猫好きのようで、ベッドで一緒に寝ているシーンもあります。
そしてもう1匹はロビンが自分も猫好きと思わせるために小道具としてペットショップで買ってくるペルシャ(白で頭と尻尾が薄いグレー)の仔猫です。
2匹の猫がそれぞれ3回ずつくらい登場します。
可愛いペルシャの仔猫がピストルとツーショットという、にゃんとも小粋で刺激的なシーンもあって、猫が映画の中で上手い具合に扱われている点が、猫好きとしては好印象です。にゃふふ
【その他の感想】
はじめのうち、奥さんは夫が自分を家具のように扱うと言っては暗い顔で文句ばかりいい、愛人の存在を知って、嫉妬に狂いヒステリーをおこし、夫のネクタイや服を切り刻んだりします。
寝ている夫の髪の毛を切っちゃったりもするんです。 恐いですね〜女って。
私は絶対そんなことしませんよ。にゃはは。
そういう場面を見ていると、私は「この人よっぽど夫を愛しているんだ」と思うのですが、人事なので「そんなことしたら、尚更嫌われるで〜」なんて冷ややかです。
「そんなに眉間にシワ寄せて家の中に閉じこもってないで、さっさと遊びにいけばいいのににゃ〜」って。にゃはは。

ところが、この奥さん、いい男が近づいてきて「貴方は美しい」とか言われだすと、とたんに輝きだします。
映画ですし、演じているのはもともと綺麗な女優さんですから、あたりまえでしょうけど、普通の人でもきっとそういう事ありますよね。
経験あります?にゃはは
イギリスの演劇界を中心にしたお話なので、劇中劇などもあり、興味深いシーンもありました。
この映画を見ていて、一番面白いと思ったのは、恋人が出来て生き生きとしていく妻に夫が自分が仕掛けた結果であるにもかかわらず、 「奴は遊び人だ。捨てられるぞ」と警告するのですが当の奥さんはあっけらかんと幸せそうに「そしたら別口を探すわ」と言い放つところです。
「よっ!いいね!いいねぇ!」と声援を送ってしまいました。
蛇足ながら、私の実体験からの感想ではないことを最後に付け加えさせて頂きます。にゃはは。


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