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『透明人間』1992年アメリカ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】ジョン・カーペンター    【主演】チェヴィ・チェイス(ニック役)
【あらすじ】
ニックは二日酔いで難しい講義を聞くことが辛く、どこかで一休みしようと会場をぬけだしベンチで横になって寝入ってしまいます。
その間にニックのいるビルはコンピューターに異常が起き、警戒警報が流れ、全員が外へ避難した後、知らずにとりのこされたニックはビルと共に透明化してしまいます。
ニックが透明人間になった事を知った、ジェンキンズという悪賢い男がなんとか透明人間を捕まえて金儲けのタネにしようとニックをしつこく追いかけます。
透明になる前の晩に出会ったアリスという女性はお互いに心ひかれていたことから、透明人間になってもよき理解者となって、しつこい追っ手からのがれ、2人はついに遠いスイスへ逃避行に成功します。
【猫の登場】
猫は透明人間になったニックがテニスをするシーンでテニスウエアとラケットだけがテニスボールを壁打ちしている様子を不思議そうに首をかしげぎみにして、ボールの動きに合わせて、左右に顔を動かして見ている様子が数秒映るだけです。
面白いのは、犬と仲良く並んで同じ動きをします。
仲良し、犬、猫カップルといった感じです。
数秒ながら、非常に鮮明に2匹だけがクローズアップされます。
ぷっくり太った、まん丸顔の短毛猫です。
色は私の見た限り白地にグレーのくっきりブチ模様に見えましたが、グレーのブチというのはあまりいないと思うので黒が光線のかげんでグレーに見えたのではないかと思います。
一瞬ながら、犬と猫を並ばせてこういう演技をさせるにはかなり大変だったのではと思うのでこのシーンはなかなか貴重です。
【その他の感想】
ストーリー的にはなかなか面白かったです。
コンピューターの異常がコーヒーをこぼしたことが原因というのがちょっと納得いかないかなと思いましたが、そもそも透明化もありえないわけですから、そこにこだわる事は意味がないかなと。にゃはは
お話の中では、透明人間になると便利だろうと思っているかも知れないが、実際には反対でいかに普通である事が幸せかということを言っているように思いました。
透明人間のニックが恋人のアリスに「君が盲目なら僕達は完璧なカップルだ」というセリフがあります。
これも、意味深い言葉です。
ラストシーンはおなかの大きくなったアリスと透明人間のままのニックの幸せそうな様子です。
いったいどんな子供が生まれるのか、続編が期待できる終わり方ですが、この映画ができてもう10年たちますから、そろそろ10才の子供のいる透明人間一家(できれば猫をいっぱい飼っている)のお話ってのはどうでしょうかねぇ。

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