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【監督】ラッセ・ハルストレム 【主演】ジュリエット・ビノシュ(ヴィアンヌ役) |
【あらすじ】
フランスの片田舎、信仰の厳しい戒律にがんじがらめになったような村に子供をつれた不思議な雰囲気の女性ヴィアンヌが流れ着いたようにやってきてチョコレートショップを開きます。 折りしも、断食期の真っ最中の事。 教会にも行かないようなヴィアンヌを村人はまるで犯罪者でも見るように、冷ややかに見ています。 禁欲主義の村長はなんとかチョコレートショップを閉店に追い込もうと画策したりします。 しかし、ヴィアンヌはニコニコと楽しげに人々に接し、だんだんと村人の心に入り込んでいきます。 彼女の作ったチョコレートを口にしたとたん、誰もがまるで魔法にかかったように心を開き優しい表情になります。 娘から孫と話す事を禁じられたおばあさんや、暴力夫に苦しめられている主婦、長年未亡人に思いをよせるおじいさんなどヴィアンヌの優しいおせっかいによって、次々幸せになっていきます。 ヴィアンヌ自身の恋人との出会いなどもあり、最後には村長までもがチョコレートマジックにかかったように、心の広い考え方ができる村長になり、めでたしめでたしとなります。 |
【猫の登場】
ヴィアンヌがチョコレートショップとして借りるお店の大家さんのおばあさんが猫を飼っていて、お話の始めの方にちょっとだけ、おばあさんのお部屋にいる綺麗な白猫が結構アップで映ります。 猫の登場はそれだけなんです。 このおばあさんは糖尿病なのですが、食べたいだけチョコレートを食べ飲めや歌えのドンちゃん騒ぎパーテイのあと、死んでしまいます。 残された猫ちゃんはどうなったのか、全く映りませんのでわかりませんが、きっとだれかにひきとられたと思う事にしました。 猫好きとしては、猫が死ぬ事は勿論悲しく辛い事なのですが、それ以上に自分が飼い猫を置いて先立つことが一番つらいことなので、映画でもそこんとこがいつもとっても気になります。 |
【その他の感想】
ヴィアンヌ役の女優さんがちょっと不思議な雰囲気の魅力があります。 いい魔女ってかんじです。 それにしても、この映画「チョコレートって素晴らしい食べ物!」って事を言っているように思うので、どこかのチョコレート会社が作ったのかしらっておもったんですけど、そうでもなさそうですにゃん。 |