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『スチュアート リトル』 1999年アメリカ映画
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お勧め度  猫登場度
【監督】ロブ・ミンコフ      【主演】マイケル・J・フォックス(スチュアートの声)
【あらすじ】
ニューヨークに住むリトル家は「弟が欲しい!」という一人息子ジョージの希望もあって、施設から養子をむかえたのですが、両親が 選んだのは人間の子供ではなく、ネズミのスチュアートでした。
ジョージは弟がネズミと知ってがっかり。飼猫のスノーベルもねずみが飼い主の家族になった事が気に入らず、スチュアートをいじめ ます。
それでもスチュアートはめげずにリモコンのヨットレースに参加するジョージに協力し、みごとに優勝します。
ジョージはスチュアートをようやく弟と認めるようになったのですが、猫のスノーベルは益々気にいりません。
野良猫グループに応援を求め、なんとかスチュアートをリトル家から追い出そうとするのですが。
【猫の登場】
リトル家の飼い猫スノーベルはしろくてふわふわのチンチラペルシャ猫です。
ペルシャは顔がぺちゃっとつぶれている方が価値が高いとかって言われていますが、あんまりへこみすぎは可愛くない気がするのです が、このスノーベル君はいい塩梅なつぶれ加減でなかなかハンサムです。
でもアメリカ映画の定番の猫は悪役なので、ちょっと憎たらしい表情などもして面白いです。(CGがすごい!)
猫の準主役級はアメショーのシルバータビーで名前はモンテイ。
アメショーが野良猫かよ!とつっこみたいところですが、モンテ イ以外の悪役の野良猫が4匹ほど登場しますが、みんな猫種としては血統書ありってかんじです。
グレーの短毛さん(ブリティッシュブルーかな?)が野良猫の親分役、子分に茶トラ、シャムっぽい短毛、グレー系が名前なしで登場 します。
DVDの解説によると、スノー役のチンチラは5匹のそっくり猫を使い、猫は全部で28匹も調教したそうです。 どこからがCGなのかさっぱりわからないほど、よくできています。
私の一番のお気に入りシーンはモンテイ君がリトル家に入り込んできて、スチュアートを見つけ、「ねずみが猫の飼い主だって!」と それを秘密にしたかったスノーベルを笑い者にするシーンです。
ひっくりかえって、大笑いしているように見えますし、実際に猫ってそんなかっこうをするんですよね。
日本語吹き替えはスノーベルがホンジャマカの恵さんでモンティが石塚さんなので、二匹(二人?)の掛け合い漫才みたいなやり取り も大いに笑わせてくれます。
猫の表情が何度もアップになってうまく表現されているのですが、スノーベルの最初の登場でスチュアートを丸呑みして、飼い主に叱 られた時のなんとも情けない顔は見ものです。
きっとCGを使っていると思うのですが、なんだか本当に猫がそんな表情をする事もあ るような気がします。
最後には猫とねずみの珍しい仲良しシーンもあって、和みますよ。
【その他の感想】
猫がしゃべることも、ねずみを養子にもらうこともありえない話ですが、そこが名作童話のようで夢があります。
どんな時もめげずに頑張るスチュアートの明るく強い優しさは情操教育によさそうですし、リトル夫妻の仲良しぶりやおだやかな様子 は大人のお手本ともいえます。
この映画、猫好きさんでない方も、ちいさい子と一緒に安心して楽しめる映画ですね。


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