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【監督】永井聰 【主演】佐藤健(僕役) |
【あらすじ】
僕は30歳の郵便配達職員、キャベツという名前の猫と一人暮らしです。 母は少し前、病気で亡くなり、時計店をしている父とはそれ以来疎遠になりました。 僕はある日突然、脳腫瘍で余命がわずかであると宣告されてしまいました。 すると、僕にそっくりだけど、キャラの違う「悪魔」と名乗る男が現れ、大切なものをひとつ、世界から消すことで寿命を1日延ばすことができると言うんです。 僕はその提案を受け入れることにしたんだけれど。・・・・ |
【猫の登場】
猫は主役の飼い猫であるレタスとキャベツが、多分同じ猫さん(アメリカンショートヘア8歳のタレント猫パンプ君)の一匹二役で、この仔が終始登場します。 他には人間の通行人役のような通りすがり的ないろいろな種類の猫が15匹くらい、ほんの一瞬ちらっと映るだけでした。 予想(私の勝手な)より猫の数は少なかった・・・・・。 レタスは主人公が小学生時代、レタスの箱に入って捨てられていたのを拾ってきた猫で、今はもう亡くなっていて回想シーンに登場します。 レタス亡きあと、キャベツの箱に入ったレタスそっくり猫を飼い、今は猫と一人と一匹暮らしの主人公がオープニングに自転車の前かごにキャベツを乗せて登場します。 その落ち着いた様子にまずは目を見張り、 「みみお(うちの猫の中で一番落ち着いている)ならもしかして、やれるかも」 にゃんてことをちらっと思ったりして。にゃはは レタスもキャベツも箱に入って捨てられた赤ちゃん猫の時は日本ネコのキジトラさんぽいのですが、バンプ君はアメショーだと思うにゃ。 (アメショーは普通捨てないんじゃない?なんて心の中でつっこんでみた。にゃはは) レタスもキャベツも抱っこされているシーンが多いです。 バンプ君は本当におとなしい猫で表情はちょっとユーモラスな癒し系です。 秀逸は雨に濡れてしまったためタオルを頭からスッポリかぶせられ、洗濯バサミでタオルを留めた姿です。 乾くまでじっとしているようで、面白いやら可愛いやら。 思わず「おっ、ロールキャベツだ。」にゃんて。 (ホームページの予告編でそのシーンがみられます。) バンプ君はこの映画の撮影後、佐藤健さんと一緒にテレビ番組「徹子の部屋」にゲスト出演したらしいです。 (私、見逃しましたが・・・) そして、そのテレビ出演を最後にお仕事引退なさったようです。 バンプ君、お疲れ様でした。 |
【その他の感想】
アルゼンチンとブラジルにまたがる世界三大瀑布の一つイグアスの滝でのロケシーンがあります。 行ったことがないのですが、すごい水量と迫力で行ってみたくなりました。 この映画の中で世界から無くすものは、1.電話 2.映画 3.時計 4.猫という順番でしたが、電話と時計はないと相当不便でしょうね。 映画と猫は不便というより人によっては禁断症状がでちゃうかもしれません。 私にとっては猫は精神安定剤なので情緒不安定になるかも。にゃはは でもきっと猫が嫌いな人は猫なんかいないほうがいいって思うのでしょうね。 さて、全く次元の違う話ですが・・・・ お父さん役は奥田瑛二さん、 お母さん役は原田美枝子さんでしたが、主人公が小学生の頃の回想シーンでは、勿論、子役が演じていますが両親は同じ奥田さんと原田さんで、二人がちゃんと若いので驚きました。 若い俳優さんが老けメイクで年月の経過を演じることはよくありますけど、その反対はメイクでは無理ですよね。 撮影方法とかCG加工でしょうか?とってもナチュラルでした。 |
公式HP: http://www.sekaneko.com/index.html |