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『三匹荒野を行く』1963年アメリカ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】 フレッチャー・マークル 【主演】シャム猫・ブルテリア犬・ラブラドール犬
【あらすじ】
シャム猫のテーオ、ブルテリアの老犬ボジャー、ラブラドール犬のルーアは飼い主の事情でしばらくの間、320キロ離れた友人宅に預けられる事になりました。
仲良しの3匹はホームシックで揃って家出をし、元の家を目指します。
途中で猫のテーオが急流に流されて死にそうになったり、森の中で熊や山嵐と戦ったり、色々な冒険をしながら、力を合わせて我が家を目指します。
【猫の登場】
登場する猫は1匹のシャム猫だけですが、このシャムちゃん、さる本の情報によると、猫トレーナーさんに
「世界中で一番利口で社交的、情緒も安定している、一生に一度か二度しか出会えない猫」
と言わしめた猫だそうです。
外見的にはシャムにしては可愛い丸顔のシールポイントです。
犬が熊にやられそうになると、ウーウーうなって立ち向かうところと、川で魚を捕まえるシーンは印象に残ります。
丁度40年前の映画ですから、当然コンピューター処理などはないわけで、すべて実写と思われるのですが、どうやって撮影したのかと思う場面が満載です。
猫と犬がとっても仲良しでくっついて寝ているところなども見られます。
本当に仲が良かったんだろうなって思います。
この映画は3匹が主人公ですから最初から最後まででずっぱりですが彼らはしゃべりません。
ナレーターがお話を進行します。
(30年後のリメイク版の方は、動物がしゃべります。またシャム猫がヒマラヤンに代っています)
【その他の感想】
念願のビデオをようやく見る事が出来ました。
猫1匹と犬2匹のドリカムトリオが300キロ以上もの道のりを山超え川超え旅をするという動物が主人公のディズニー映画です。
(シーラ・バーンフォード原作のベストセラー小説を映画化)
およそ、30年後に「奇蹟の旅」というタイトルでリメイク版が制作されこちらは、「奇蹟の旅 2」までできています。
2匹の犬と1匹の猫が旅をする320キロは民家が殆どない場所なので、全編に自然と動物と愛が溢れています。
ナレーターがはいるので、まるで御伽噺を見聞きしているようで、心から癒される映画でした。

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