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【監督】湯山邦彦 榊原幹典 【主演】井上真央(ルドルフの声) |
【あらすじ】
黒猫のルドルフは大好きな人間の女の子リエちゃんと岐阜で暮らしています。 ある日、リエちゃんの後を追っているうちにトラックに飛び乗ってしまい、東京に運ばれてしまいます。 そこで名前がいっぱいある地域のボス猫イッパイアッテナに出会い、いろいろなことを教えてもらい、友達もできるのですが、やっぱりリエちゃんのもとに帰りたいと思っています。 イッパイアッテナもルドルフをなんとか元の家に帰してやりたいと思うのですが。 |
【猫の登場】
猫はルドルフ、イッパイアッテナ、ブッチというオス猫、スコティッシュフォールドと思われるお嬢様猫のミーシャが主な登場にゃんこです。 猫ながら、それぞれキャラがはっきりしていてわかりやすく面白いです。 ブッチはがりがりにやせていて、世渡り上手なお調子者ってかんじなので、てっきりノラニャンかと思ったら、金物屋の飼い猫だったのが、ちょっと意外でした。 犬がちょっと悪役というのも珍しいですね。 |
【その他の感想】
アニメを見て、じんわり涙目になってしまったのは年のせいではありません。にゃはは こういうハートのあるストーリーは思わずこみあげるものがありますにゃん。 普通なら、苦労の末、お家に帰れてめでたしめでたしだと思うのですが、もっと大きな膨らみのある結末にぐっときました。大人と子供が一緒に楽しめるアニメ映画ですね。 猫が主役ですから、リエちゃんほか、人間も何人か登場しますがあくまでも猫目線での登場の仕方なのも面白く、猫になった気分になれるかも。 イッパイアッテナの声(鈴木亮平さん)、とってもぴったりです。どんな方か知らなかったのですが、お姿を拝見したら外見的な雰囲気はイッパイアッテナとは絶対結びつかなくてびっくり。 素晴らしい演技力と表現力の持ち主なのだと思いました。 原作が30年も前に出版され児童文学新人賞を受賞なさった作品だったのも知りませんでした。 よいお話なわけです。 続編が作れそうなラストだと思ったら、やっぱり、原作はシリーズで4作まであったんですね。原作の更なる出版と映画の続編も期待します。 ※鈴木亮平さんのオフィシャルブログ https://ameblo.jp/suzuki-ryohei/
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公式HP: http://www.rudolf-ippaiattena.com/ |