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リーサル ウェポン(アメリカ映画)
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1987年(1)1989年(2)1992年(3)1998年(4)
お勧め度  猫登場度
【監督】リチャード・ドナー   【主演】メル・ギブソン(リッグス役)
【あらすじ】
無鉄砲な捜査で有名な人間兵器(リーサル ウェポン)と呼ばれる刑事リッグスは麻薬課から殺人課に転属され、ベテラン刑事マータフとコンビを組むことになります。
二人は年齢もかなり違う上、性格も生活環境も正反対といってもいいほどだった。 最初はギクシャクした間柄だった2人だが、犯罪を憎み、刑事の仕事に命をかけているという点では一致していた。
1作目では麻薬密売組織を相手に戦う2人、いつしか、お互いになくてはならない相棒と思いあう間柄になって行った。
【猫の登場】
よく、貴方は猫派?犬派?なんていいますよね。 対照的な場合が多いようです。
この映画でも妻を事故で亡くした情緒不安定ぎみの若い刑事リッグスと落ち着いた幸せな家庭を持った中年の黒人刑事マータフは全く対照的で合うわけがないという気さえしますが、更にその対照をはっきりさせるかのように、リッグスは犬をマータフは猫を飼っています。
犬(サム)は常にリッグスに寄り添いよく言うことを聞きます。
一方マータフ家の猫(バーバンク、アメショウっぽいシマシマ)は冷蔵庫の上やテーブルの上でご飯を食べたり、寝ているマータフの上に飛び乗ったりと勝手きままな様子が映し出されます。
猫の登場シーンは犬に比べると少ないです。
2作目にもこのバーバンクがちらっと登場しますが(冷蔵庫の上が好きみたいです)、1作目の方が登場回数は多いです。
3作目、4作目にはマータフ家のバーバンクは登場しません。
3作目にはちょっとだけ、ほかの猫が登場します。
爆弾処理に向かった2人の前に突然、駐車場の車の上にポンと飛び降りるように白とグレーのバイカラーの長毛猫(?)が登場します。(何処にいたんだろう?)
2人とも爆弾処理の専門ではないので、切断する線を間違え、爆発してしまうのですが、その時にちゃんと、リッグスが「猫を抱け!!」と叫び、マータフに抱えられて無事生還します。
猫好きとしては、ホッと胸を撫で下ろします。
リーサルウェポンの監督さんは絶対きっと猫好きですにゃん。にゃふふ。 4作目には猫はいっさい登場しません。
【その他の感想】
私がリーサルウェポンに、はまったわけは、全編にハートが溢れていたからです。
単なる事件解決刑事もの、カーチエイス、爆発、発砲、満載のアクション映画ではなく、二人の刑事の生き方やその周りの人々とのかかわり等、人生そのものがすべて映画になっているからだと思います。
笑いも涙も溢れています。
1作だけ見ても面白いですが、ストーリー的に1から4までつながっていて、最後の4作目くらいになると、完全にリッグスとマータフの知り合いの一人になったような気分で見ていました。
私が一番好きなのは3作目です。
1作目は妻を亡くし後追い自殺寸前のリッグスがマータフと出会い、ラストシーンで気持ちが吹っ切れてもう心配はいらないということがよくわかります。
(そうそう、このラストシーンには鳴き声だけ猫が登場します。)
2作目で事件の鍵を握る悪者の秘書と恋人同士になりますが、結局、彼女は上司である悪者に殺されてしまいます。
そして、3作目で登場する女性刑事(レネ・ルッソ)と恋愛し4作目では結婚、ラストでは父親になるのですが、この女性刑事がめちゃめちゃ強くてかっこいいです。
はっきり言って、私はメル・ギブソンより惚れちゃいました。にゃはは。


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