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【監督】ペニー・マーシャル 【主演】ロバート・デニーロ(レナード役) |
【あらすじ】
小学生になって手が痙攣しはじめたレナードはだんだんと全身の機能が麻痺していき、20歳で入院し、脳性疾患病棟で20年以上も過ごしていました。 その病院に新しく赴任したセイヤー医師は始めて見る脳性疾患患者に驚きと戸惑いを感じながらも熱心にレナード達患者を観察するうち、20人の患者に共通の過去の病歴を発見します。 更に研究を進めるうち、パーキンソン病の特効薬がこれらの患者にも有効なのではないかとまずはレナードに新しい薬を投与する治療をする事になります。
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【猫の登場】
私にとって大事な猫の登場シーンですが、我ながらよくぞ見落とさなかったと感心するほど、ほんの一瞬です。 ほぼ2時間にわたる長い映画ですが、終わり5分くらいに、再び再発状態になった患者の一人のひざの上に前足に白いソックスを履いた多分ミケ模様と思われる猫が抱かれていました。(頭と前足部分しか見えません) この場合、癒し治療の為、猫を患者に与えているという事だと思われます。 ほんの一瞬、タイムにしてたった1秒の登場なので瞬きしているうちに終わります。おみのがしにゃく。 |
【その他の感想】
このお話、実話だったのですね。 映画の中のセイヤー医師にあたる方が書いた原作本を映画化したものだそうです。 原作は20人の患者1人、1人にスポットをあてて書かれているようですが、映画はレナード一人を中心にして作られています。 そんなわけで、映画を見ると、主役はロバート・デニーロさんの熱演による患者のレナードなのかロビン・ウイリアムズさん演じるドクターセイヤーなのかどっちだろう?といったかんじです。 二人の友情も盛り込まれています。 病気の怖さについては勿論ですが患者の家族の愛情が何よりの治療薬ではないだろうかなど、いろいろ考えさせられる事が沢山ありました。 病院の腐敗などがとりざたされる昨今ですが、日本にもセイヤー医師のように、わが身をなげうって患者のために日夜頑張っているお医者様もきっといらっしゃるのだろう、いえいて欲しいものだと思いました。 |