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【監督】グリフィン・ダン 【主演】サンドラ・ブロック(サリー役) |
【あらすじ】
サリーたち一族は魔女の血を引いていて、魔法を使える力を持っていますが、一族の娘と結婚した男性は必ず若死にしてしまいました。 サリーたちの父親も若死にし、母は悲しみのあまり死んでしまい残されたサリーとジリアン(ニコール・キッドマン)姉妹は叔母さんの家にひきとられました。 2人のおばさんは姉妹に魔法を教えてくれて毎日楽しくすごしていましたが、近所の人達には魔女だと後ろ指をさされ、小さい時はいじめられたりしました。 サリーは恋に憧れたものの、自分が魔女のせいで相手が死んでしまうなら一生恋はすまいと思い「パンケーキを裏返せて、目の片方がグリーン、片方がブルーの人」という絶対に存在しないような理想の男性を空想で作り上げて、実際には恋も結婚もしないと決めていたのですが、性格が正反対のジリアンは自由奔放に恋をして家を出て行ってしまいました。 それでもおばさんの魔法のせいで、いつしかサリーも同じ町に住む男性と恋に落ち、結婚をし2人の女の子が生まれますが、やはり結婚相手は早死にしてしまいます。
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【猫の登場】
サンドラ・ブロックさんとニコール・キッドマンさんという綺麗な二人の魔女のお話と聞き、魔女なら猫が付き物だしと思って観始めると、やっぱり魔女にぴったりの黒猫が登場しました。 ジリアンがサリーに言うセリフに「私達は2人のおばさんと猫がいっぱいいる家で一緒に暮らすのよ」というのがあるので、黒猫がいっぱいいるのかしらと思うのですが、複数の猫がいっぺんに映るシーンは一度もありませんでした。 猫の役柄はほんの飾り物的で、画面の中に一緒にちらりと写っているといった程度ですが、何度も登場します。 登場するのは必ず丸顔で短毛の黒猫ですが、仔猫だったり中猫だったり、大きい猫だったりといろいろです。 お話が始まってまもなくサリーとジリアンの子供時代に2人のおばさんと庭のテーブルで食事をしながらお話をしているシーンにテーブルの上を自由に動き回ってなにやら食べているくろちびちゃんがずっと映ります。 決して、猫を叱ろうとか降ろそうとかせず、自由にさせているところが、魔女の家らしいかもしれません。 サリーの二人の子供達が登場するシーンにも可愛い黒猫の仔猫がチラチラ、一緒に写ります。 ラスト近くに大人の黒猫をニコール・キッドマンさんが抱いているシーンがありますが、魅力的な魔女イメージの美しい彼女に黒猫はとってもよく似合いますね。 |
【その他の感想】
霊能力の存在は信じているのですが魔女とか魔法はそれとはちょいと違うものと思うので、魔女は御伽噺の中の事だと思っていますが、この映画では霊能力と魔法がごっちゃになっています。 それでも、恋人や結婚相手などには古今東西、神代の昔から赤い糸的運命の出会いを期待するものなので、この物語の中心になっているサリーの運命の人とのめぐり合わせには、「こんなことあるわけない!」と言い切れず、むしろ「私にもこんな事が起こればいいのに」と思ってしまう女性が多いのではないでしょうかね。 私はそんな可愛らしい願い事ができるようなお年頃ではありませんけど・・・・ |