(タイトルクリック↑でDVD紹介ページがひらきます) 1975年アメリカ映画 |
【監督】スチュアート・ミラー 【主演】ジョン・ウエイン(保安官役) |
【あらすじ】
酒好きの片目の保安官(ジョン・ウエイン)は正義ゆえに荒っぽすぎて失職してしまいます。 復職の条件はニトログリセリンを強奪した悪党一味を生け捕りにすること。 その一味に父親を殺された娘(キャサリン・ヘプバーン)と一緒に追跡の旅にでます。 |
【猫の登場】
出て来る猫はたった一匹でほんの少しなのですが、かなりインパクトのある登場シーンです。 その猫は保安官の飼い猫で将軍と呼ばれています。 模様は普通の茶とらです。 保安官がバッチを剥奪され、やけ酒を飲んでいるテーブルに堂々とのっています。 保安官もそれを叱る事もなく、オンザテーブルは極当たり前と言った感じです。 そこへ、復職の条件の仕事を命じに裁判官がやってきて話をしている間に、どうやら将軍(茶とら猫)は保安官のお酒(ビールかも)を飲んで(なめて)いるようです。 その後テーブルから降りた将軍は裁判官に帰りがけに尻尾をふんづけられ「ぎゃーっ」とすごい顔でうなります。 猫の登場はそれだけです。 私はあまり好きではない人でも猫を飼っていると聞くと、「あら!じゃ結構いい人なのかも」なんて思ってしまうのですが、この映画でも年取った(ジョン・ウエインの晩年の作品らしい)大酒のみの乱暴な保安官の本当の優しさが猫を飼っているというだけで感じられるのです。にゃんちゃって。 |
【その他の感想】
ジョンウエインさんは勿論かっこいいですが、一緒に悪党を追いかける女性役のキャサリンヘプバーンさんはもっとかっこいいです。 化粧っけもなく、髪もひっつめふうで、酒を飲む保安官に説教などしながら野山を野宿しながらの追跡の旅をするのですが、ライフルも大砲のような機関銃(名前がわかんない)もみごとにあやつり、馬も乗りこなし、惚れ惚れするほど素敵です。 最初はお互いに自分とはあまりに違う相手に好意など感じなかったはずなのに、旅を終える頃はすっかりお互いのよさを認め合い、好意以上のものを感じるようになっていました。 ラストシーンでキャサリンヘプバーンがジョンウエインに言う言葉が忘れられません。 「貴方と過ごした日々は夢のようよ。忘れないわ。日に焼けた顔、大きなお腹、熊みたいな手、それに輝く瞳。男の誉れだわ。友人になれてとても光栄よ。」(そう言って彼女は馬に乗って去ってゆく。かっこいい〜) あんまり素敵なセリフなのでビデオ巻き戻してメモりました。 私も一度こんなセリフ誰かに言って見たいにゃ〜。にゃはは。 |