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『 猫侍』2014年 日本映画
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【監督】吉田尚剛    【主演】北村一輝(斑目久太郎役)
【あらすじ】
まだら鬼の異名をもつ剣豪、斑目久太郎は妻子を残して、仕官先を求め江戸に出てきたものの、なかなか願いが叶わず、貧乏長屋で傘張り浪人暮らしです。
その界隈は犬派の米沢一家と猫派の相川一家が敵対していた。
ある日、米沢一家から久太郎に相川一家の親分(斉藤洋介)が寵愛する猫の暗殺依頼の話がきた。
大金をつまれて仕事を引き受けた久太郎だったが、・・・・。
【猫の登場】
主役猫の玉之丞は3匹の白猫さんがシーンによって使い分けられているんだそうですが、真っ白でつぶらな瞳がにゃんとも可愛くて写真集まで出版されています。
この3にゃんしか登場しないものと思っていたら、最初のさいころ賭博のシーンにサバトラブチの仔猫が出てきました。 「半か丁か」とさいころの入ったつぼを伏せたところに、仔猫が走り出てきて、猫がいんちき賭博の片棒をかついでいるのではと怪しまれたりします。
本当にそうなら面白いのににゃって思ったけど、それはなく、ただ猫好きな相川一家の賭博場だからいつも猫がチョロチョロしているという雰囲気でした。
玉之丞は専用の特別室の立派な座布団の上に座っているのが、最初の登場シーンですが、このあと、北村さんとともに度々登場します。
白猫はもう一匹出てきます。玉之丞がいなくなってしまった時、身代わりとして子分たちがよく似た猫を探してくるのですが、このこは尻尾の先に薄茶のシマが入っていました。更にもう一匹登場するのが、モコっとした茶トラ猫です。この地の城主も猫好きで、愛猫のチャトラ猫と玉之丞の縁組話が出ているのです。
このチャトランは常に殿様に抱かれて登場するのみです。
玉之丞を片手に抱いたままのチャンバラシーンが沢山ありますが、さぞかしやりにくいでしょうね。猫がおとなしく抱かれたままなのもすごいことです。
【その他の感想】
はっきり言って、ストーリー的には大して面白くもないし、コミカルさもさほどではありません。
ゆえに、玉之丞の可愛さだけでは睡魔に勝てず、真ん中あたりでちょっとウトウトしてしまいました。
(そこに、もしもほかにも猫が登場していたら残念至極。)
犬派対猫派というのは、面白い設定ですけど、どちらかを悪役にしているわけではない(アメリカ映画だと、たいがい猫が悪役ですにゃ。)ので、ちょっと中途半端で面白みに欠けるようにゃ。
くろねこルーシーと同じ製作チームの作品だそうで、癒し系ということでしょうか。
まぁ、猫好きさんなら、玉之丞の可愛さと、このシーンはどのこかにゃ?ってところだけ気にしながら見るという楽しみ方もありです。
公式HP: http://nekozamurai.info/

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