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『ネコのミヌース』2001年オランダ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】フィンセント・バル   【主演】カリス・ファン・ハンテン
【あらすじ】
ネコのミヌースはある日突然、人間の女の子になってしまいました。
新聞記者のティベの家に窓から入り込んだミヌースは、ひっこみじあんでインタビューもできず、首寸前のティベの秘書になって、猫仲間の情報網を使ってスクープをものにします。
ミヌースのおかげで、新聞社で株をあげたティベですが、ある日起きた車の当て逃げ事件の犯人が町の功労者として、みんなの人望を集めているエレメート氏であることをネコ情報網で知り、摘発記事を書いた事から首になってしまいます。
エレメート氏は動物友の会代表に選ばれるほどの町の信頼を得ていながら、本当の姿は自分の利益だけを考えていて動物虐待もするような人だったのです。
ミヌースはその証拠を見つけようと、猫集会を開きますが・・・
【猫の登場】
ミヌースは日本で言えばタマのような、オランダでネコにつけるもっともポピュラーな名前だとか。
何匹の猫に出会えるのかと数えるつもりで臨んだのですが、とても数えられませんでした。
シロ、クロ、茶トラ、グレー、キジトラ、とにかく色柄さまざまな猫が終始ニマニマ笑いが止まらないほど沢山登場します。
猫種が判然としませんが、どの仔も丸顔ちゃんでした。
一番最初に登場する猫が人間になる前のミヌースですが、色塩梅はシャムのシールポイントっぽいのですが、丸顔でヒマラヤンほどは毛が長くありません。
猫が台詞をしゃべる時は、『スチュアート・リトル』同様、ちゃんと口パクします。
ミヌース役の女優さん、猫のミステリアスさがあってとってもチャーミングです。
私が見たのは吹き替え版でしたが、ミヌースの声は猫好きで有名な室井滋さんが担当してました。
【その他の感想】
ロシア映画『こねこ』もそうでしたが、大人も子供も一緒に楽しめる映画です。
オランダアカデミー賞最優秀作品賞、最優秀女優賞、2002年モントリオール国際子供映画祭最優秀作品賞、シカゴ国際子供映画祭子供審査員賞等々数々の賞を受賞した作品だそうで、オランダでは100万人を動員したそうですが、日本もこういう映画が親子鑑賞の観客を多く動員できたらと思います。(決してアニメ映画を否定しているわけではありません)
とにかく、猫好きさんなら絶対見逃せませんにゃ。にゃふふ

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