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【監督】ジョー・ジョンストン 【主演】リック・モラニス(サリンスキー氏役) |
【あらすじ】
どんなものも縮小(1/260)してしまう機械の研究をしているサリンスキー(リック・モラニス)の研究室に、隣のトンプソン家の男の子の打った野球のボールが飛び込んで、機械が作動してしまいます。 知らずにボールをとりに入った両家の子供達4人は、ミクロ・サイズに縮んでしまいます。 帰宅したサリンスキー氏は、そうとも知らずに研究室の掃除をして、ゴミと一緒に子供たちを裏庭に捨ててしまいました。 こうして4人は、ミクロ化した身体には広大なジャングルとなった裏庭から家に帰るため、大冒険が始まるのですが・・・・・。 |
【猫の登場】
始まって7分後くらいに、子供のいたずらに反応した猫の叫び声(声だけ)が聞こえるので、猫でるかもと期待すると案の定、 短毛で身体の上半分が黒で顔やお腹手足は白という(尻尾は黒)かなりシンメトリーないい感じの色配分の体格の立派な顔つきもなかなか迫力のある貫禄充分な白黒猫さんがトンプソン家の飼い猫として登場しました。 ご主人同士が犬猿の仲のようなサリンスキー家は犬を飼っているので、両家を対照的にするには、面白い設定ですね。 リーサルウエポンを思い出しました。 (はじめしっくり行かない対照的な二人はリッグスは犬をマータフは猫を飼っている) さて、この白黒さんの登場シーンは全部で3回で、2回はトンプソン家の室内でご主人のそばにいます。 飾り物的登場だとただ寝そべっているような場合が多いのですが、この白黒ちゃん、いつでもご主人のそばをうろうろしたり、クンクンかぎまわったりしています。 そういう演出なのか、猫の自然な動きなのかわかりませんが、トンプソンさんは釣り好きな設定なので、見ている側は 「はは〜ん、魚の匂いがしみついてるんだ」 なんて思ってしまいました。 3回目はラストに近い場面で4人がサリンスキー家の犬にしがみついて自宅まで戻ろうとした時、登場して「ふーっ!」とうなって犬をおどかします。 犬は子供達の救出に協力的なのに、猫はそんな事は我関せずで逆に邪魔しかねないような存在として登場するわけです。 猫好きとしては不満ですけど、猫の習性上、納得しないわけにはいきません。 アメリカ映画ですから犬はいい役、猫は悪役的な役割を演じさせられています。(って猫贔屓な独断ですにゃん。にゃはは) ミクロキッズ2の「ジャイアントベビー 」、「ミクロキッズ3」には猫は登場しません。 |
【その他の感想】
お話の中心の4人の子供達のキャラがみな個性的ではっきりしていて面白いです。 1/260ということは、154cmの私なら約6mmになってしまうということなので、状況を想像しにくいのですが、映画はありえないお話が大好きなので、結構面白かったです。 SFですが、おとぎ話的で子供と一緒に楽しめる映画ですね。 |