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『マウスハント』1997年アメリカ映画
お勧め度   猫登場度
【監督】 ゴア・ヴァービンスキー   【主演】ネイサン・レイン&リー・エヴァンス
【あらすじ】
おせじにも賢いとは言えない二人の兄弟の父親が亡くなり残された遺産は経営状態落ち目の製糸工場とボロ家。
二人は工場を売ろうと思うが父親が死ぬ間際に製糸工場は人手に渡すなと言い残していた。
そんな折ただのボロ家と思っていた家が有名な建築家の設計したものでオークションで高値で売れる物件と判明。
早速改装して売りに出そうとするが、その家には超賢いねずみが1匹住み着いていた。
大量のネズミ捕りを仕掛けたり、凶暴な猫を使ったり、専門駆除会社に頼んだり、あの手この手を使うがいつでもネズミが勝つ。
結局、改装した家もネズミ退治にやっきとなって、水浸しでメチャメチャになってしまう。
しかし最後はねずみのおかげで、製糸工場をチーズ工場にしてネズミをコマーシャルに使ったりして大成功し、めでたし、めでたし。
【猫の登場】
猫は予想通り、悪役です。
ネズミ退治のため動物処理所というところで、ガス室でも死ななかったという最強の猫を貰い受けるのですが(名はキャジラ)外見は毛並みの悪すぎるブルーペルシャでみるからに作りものでした。
猫はでっかくて、めっちゃ憎たらしい顔で、おまけに、ただ凶暴なだけで、なんとなく頭は悪そう。
ちっちゃくて超可愛い顔の賢いねずみと対照的です。
なんだか、そんなアニメがあったぞとたいがいの人が思うのでは。
猫は作り物でしたが、ねずみは本物と作り物と両方使われていたものと思われます。

動物処理所のシーンには、かなり沢山のいろいろな猫が檻に入れられて収容されているらしいのですが、はっきり映りません。(はっきり映せ〜と言いたい!)
1匹だけはっきり映るのがチンチラホワイトの中猫で、子供が泣いているのもかまわずに母親がその猫を処分してくれと置いて行ってしまいます。
「お〜い!そんな可愛い猫になにするだ〜!」と言いたい。!
ドタバタコメディーに、いちいちマジになってもなんですが、動物愛護協会からクレームがつきそうな場面です。
その点からお勧め度が肉球1個です。にゃはは

【その他の感想】
私、勿論猫が何より大好物ではありますが、ねずみも好きなので(小さい頃、二十日ネズミを飼っていた事があります。)
なんでねずみ1匹にあんなに大騒ぎするのか理解できず、 「別にいいじゃない、あんな可愛いねずみ捕まえなくたって、仲良く一緒に暮らせばぁ。」
なんて、この映画が成立しないことを考えてしまったのですが、最終的には私の考えたストーリーに落ち着き「めでたし、めでたし」になったので納得しました。にゃはは。

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