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『黒猫・白猫』1998年仏、独、ユーゴ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】エミール・クストリッツア 【主演】バイラム・セヴェルジャン(やくざな親父マトゥコ役)
【あらすじ】
主人公はとんでもなくどうしょうもない、やくざな父親です。 親の財産を賭博で全部使ってしまうようなオヤジです。
借金のかたに、17歳の息子を25歳の好きでもない女性と無理やり結婚させようとするのですが、25歳の女性の兄も似たような、とんでもない悪でその結婚式を中心にドタバタが展開されます。
【猫の登場】
時折、黒猫と白猫のペア(恋人か夫婦らしい)が登場するのですが、それがどんな意味を持つのか、もたせようとしているのか、何故タイトルが「黒猫・白猫」なのか?ラストでようやくむりやり納得させられました。
父親と兄にむりやり結婚させられそうになった2人ですがそれぞれ別の好きな相手と結婚できて、ハッピーエンドとなりますが、黒猫白猫がその立会い人となります。
猫が立会にゃんの結婚式!
ちょっといいかも。にゃふふ
【その他の感想】
タイトルにひかれて見た映画ですが、この監督さんはきっととっても動物好きなんだろうと思います。
猫以外に、犬、アヒル、モルモット、鳩、ブタ、ヒヨコ、にわとり、ヤギと沢山動物が登場します。
でも、動物は直接ストーリーには関係ありません。
私にとって、あまり見た事のない雰囲気の映画でした。 ドタバタ劇というんでしょうか。
「ちょっと!それはないんじゃないの!」っていう思いをずーっと持ちつつ見なければならないという感じでしょうか。
感動する映画ではありませんが、映画ならばこその非日常に2時間身をおける作品かもしれません。

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