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クリック↑でDVD紹介ページがひらきます『くろねこルーシー 』2012年 日本映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】亀井亨    【主演】塚地武雅(鴨志田賢 役)
【あらすじ】
オーラも人気もない占師、鴨志田賢(塚地武雅)は妻(安めぐみ)に別居され、小学生の息子にも他人行儀にされるような、なさけない父親で、今はわびしい一人暮らしです。
小さい頃から、おばあちゃんに「黒猫が横切ると不幸が来る」と言われ続けたせいか、黒猫が苦手なのに、何故か年中黒猫に出くわします。
その上、いつのまにか黒猫が家で仔猫を生んでいりびたりに。
いやいやながら、二匹の黒猫の面倒をみることになってしまうのですが・・・・・。
【猫の登場】
タイトルのルーシーはおかあさん猫の名前で、その子供のルーとシーが一番登場しますが、3匹とも黒猫で、とにかくメッチャ可愛いいです。可愛すぎです。
「CGじゃないの?」 って言いたくなるくらいバスケットの中におとなしく収まって、あたりを見回すシーンや、行動をともにする場面が多くて、びっくりです。 仔猫2匹も勿論ですがおかあさんのルーシーが特に愛嬌のある可愛い顔です。
撮影には、いったい何匹の猫が使われたんでしょうね。
映画にはペットショップシーンもあるので、主役級の黒猫さん以外の猫さんも何匹か写ります。

くろねこルーシーはドラマバージョンもあって、ドラマはお父さん(塚地さん)が亡き後、息子(山本耕史さん)が主役のお話で勿論ルーとシーも死んでしまっていますが、お父さんの遺影の左右に2匹の猫の遺影もあって、猫の写真の方がすごく大きいのが笑えます。(にこにこ動画で1話と2話だけ無料で見られます)

【その他の感想】
塚地武雅さん、気が弱いけどお人よしで一途な、さえない占師役で、地のままのようにゃ。
(本当のところは知らないけど)
彼の占いは、一応、筮竹を使ってはいますけど、相談者の話をよく聞いて、アドバイスする形式です。 占いと言うより、身の上相談みたい。
「きっと大丈夫、猫もそう言ってます」
というセリフの通り、優しい励ましが必要な人が今の世の中には沢山いるような気もします。
個人的には占いを信じていない方なので、この映画の鴨志田さんのような身の上相談形式の方が、信頼できるようにも思います。
でも、一般的にウケルのはやっぱり、キャラ濃いめの不思議系の占師なのかもしれませんね。
映画の中でもばっちりつけまつげにジプシー姿の濱田マリさんがそんな占師役で面白いです。

主演が塚っちゃんで猫が出ずっぱりですから、見ているだけで癒されますけど、ストーリーもほのぼの系です。
悪人が一人も登場しないのも一因かもしれませんね。
「え〜っ!この人にこんな綺麗な奥さん?うっそー」
って、映画につっこみたくなったけど(塚地さん、ごめんにゃさい)、そういうことも、ありえないことではありませんよね。
でも、その綺麗な奥さんが別居中にもかかわらず、一人暮らしの夫の様子を見にいって、優しく話かける様子には、やっぱり非現実的と思ってしまいました。
そこが一番、見ていて癒されるって人も多いのかもにゃ。(特に男性は?・・・)

公式HP: http://www.kuroneko-lucy.info/movie/

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