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【監督】佐々木 芽生 【主演】ハーバート・ヴォーゲル&ドロシー夫妻 |
【あらすじ】
夫ハーブ(1922年生まれ)は郵便局員として、妻ドロシー(1935年生まれ)は公立図書館の司書として、共に定年まで勤めた。 二人は1962年に結婚。 アートに関心の高かったハーブは独学で美術を学び、妻ドロシーも夫をサポートしながら二人で現代アート作品をコレクションしてきた。 いくつもの展覧会に出かけ、アーティスト達と交流しながら、新しい作家を発掘。 妻の収入を生活費に、夫の給料を全て作品購入に使って、40年にわたって4000点以上の作品を収集。 1992年にすべてのコレクションをアメリカ国立美術館ナショナルギャラリーおよび全米50州の美術館に寄贈して話題を呼んだ。 |
【猫の登場】
ハーブ&ドロシー夫妻は猫も大好きで、お子さんはいないので、きっとずっと猫を飼っているのだと思います。 映画撮影時点では3匹の長毛猫さんと一緒に暮らしているので、ご自宅での撮影画面に自然と登場します。 (亀や魚も飼ってます) 3匹とも白っぽいフワフワな毛並みの猫です。 交流のある現代アート作家さんの中にも猫好きさんがいて、その方も沢山猫を飼っているので、その猫さんも登場します。 作家さんが留守の間、ハーブとドロシーが猫達の面倒をみて、お礼に作品をもらったというエピソードも紹介していました。 |
【その他の感想】
この映画は老夫婦の愛情物語といってもいいくらい、お二人の仲良し振りが全編に溢れています。 夫がいくらアート好きでも、住まいや家具にお金をかけないで、家中足の踏み場もないほどアート作品を購入し続けたら、 普通の妻は文句タラタラどころじゃないはずですよね。 全作品を寄贈して、家の中がようやくかたづいたんだろうと思ったら、お礼にもらったお金で、またまた作品を購入したそうですから、 きっと、生きている限りずっとずっと、続けていくんでしょうね。 ほとんど病気かも。にゃはは 作品の保管に猫の習性である爪とぎとかマーキングは支障をきたさなかったんでしょうかね。 そこんとこを聞いてみたい気がしました。 |
公式HP: http://www.herbanddorothy.com/jp/index.html |