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『ゴースト ニューヨークの幻』1990年アメリカ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】ジェリー・ザッカー    【主演】デミ・ムーア(モリー役)
【あらすじ】
結婚を約束したその日に強盗に襲われ目の前で恋人サムを失ってしまったモリー。
悲しみにくれる彼女の前にいんちきくさい女霊媒師が死んだ恋人サムから頼まれたと彼女の身に危険が迫っている事等を伝えにやってきたが、モリーはそんなこと、どうしても信じられません。
実はサムの死には意外な事実が隠されていて、ゴーストとなってもなんとかして恋人モリーを守りたいとサムは彼女の側に現れたが、彼女には彼の存在がまるで伝わらず、やむなく霊媒師に頼んだのだったが・・・・。
【猫の登場】
おばけと猫ってなぜか深〜い関係があるようですよね。
この映画でも恋人モリーにわからないサムのゴーストに飼い猫のフロイドだけは反応するというシーンが2個所あります。
フロイドは多分キジトラと思われます。
猫の登場シーンは4回です。
最初は古い家を直して、同棲を始めた二人のベッドの足元に影絵のように毛繕いしているような姿が少しだけ映ります。
「猫飼ってるんだ」と猫チエックしていると気がつく程度です。
2度目の登場はサムのお葬式の集まりで猫も部屋の隅にいるよ、という程度のワンショットです。
そして恋人も気がつかない幽霊に猫だけは気配を感じて「フーッ!」とうなったり、しのびこんだ強盗をやっつけるために、ゴーストのサムが猫をけしかけて退散させたりと、猫としては意識もなく飼い主の役にたつという、さも猫らしい登場シーンが2回あります。
ただ、猫好きとしては、どうしても納得できないことがありました。
恋人が死んで悲しい時にも、猫を抱いたりするシーンが一度もないことです。
猫にさわるシーンはほんのちょっと頭をひとなでして声をかける場面が1回あるだけでした。
そこでデミ・ムーアさんがきっと猫嫌いなのではと思ったわけです。
私ならこんな時きっと、猫をはがいじめかも。にゃふふ。
【その他の感想】
このお話、死んでも幽霊になって恋人を守るというラブストーリーですが、スリルもサスペンスもあり、しかも勧善懲悪で私は好きです。
よく、悪い生き方をすると地獄へ、よい生き方をすると天国へなどといいますが、そんな場面も映像として出て来るので、もしかすると本当に死後の世界はこんな風になっているのかも、何て思ってしまいました。

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