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『キャットウーマン』2004年アメリカ映画
お勧め度   猫登場度
【監督】ビトフ    【主演】ハル・ベリー(ペイシェンス役)
【あらすじ】
ペイシェンスは化粧品会社のパッケージデザイナーをしている極普通の女の子です。
画期的な新製品のデザインを担当していますが、社長に呼び出され、やり直しを命じられます。
ようやく仕上ったデザイン画を届けようとして偶然、新発売する化粧品についてのとんでもない極秘事実を耳にしてしまい、恐ろしさに必死で逃げますが気づかれて殺されてしまいます。

ペイシェンスは殺される前の晩、自宅の窓から見知らぬ猫を助けようとして飛び降り自殺と間違えられ、通りかかった刑事に助けられた事から、その刑事と仲良くなっていました。

一度は殺されたペイシェンスですが、前日、助けようとした猫によって蘇り、別人のような猫のように身の軽い女性に生まれ変わります。
キャットウーマンとして、過去の自分が殺された事実を調べようとするうち、化粧品会社の内部で起こる殺人事件の犯人にされてしまい、恋人となった刑事に逮捕されてしまうのですが・・・

【猫の登場】
オープニングから、エジプトの猫の壁画や女神バストや魔女っぽい猫と人間のハーフのような写真が次々映し出され、猫好きならのっけから、わくわくしちゃいます。
猫の主役はエジプシャン・マウという、シマシマポチポチ模様のミッドナイトという名前の猫です。
ミッドナイトの飼い主の魔女のような女性(本人は大学の教授をしていたが同僚の男性教授の陰謀でやめさせられたと言ってた)の家が猫屋敷さながらで、素晴らしい毛並みの色々な種類の猫が沢山映し出されます。
ペイシェンスがミッドナイトの首輪を見て、猫を届けに行き、招き入れられ沢山の猫に囲まれるシーンはよだれがでました。にゃはは
ペイシェンスを蘇らすシーンにもまるで猫集会のように数え切れないほど沢山の色々な種類の猫が死体の周りに集まってきます。
【その他の感想】
ポスターでもわかるようにキャットウーマン役の彼女、すこぶるつきのナイスバディです。
当然CGも使われているのでしょうが、猫のような動きのカンフー的スゴ技アクションシーンも沢山あります。
HP情報によると、主演のハル・ベリーさんはキャットウーマンとなるべく、ボディライン作り、体力作り、スポーツトレーニングと、すごい努力をしたそうです。
デザイナーという仕事をしているわりにはあまりにもセンスの悪いファッションで登場するペイシェンスが、キャットウーマンとなって、ヘアスタイルや衣装を変え、イメージチエンジするシーンはとても楽しく、同じ女優さんとは思えない変貌ぶりです。
若さを維持したいという女性の永遠の願望や、女の二面性、したたかさなどを盛り込み、ストーリー展開も面白いです。
ラストは完璧、シリーズ化を意識した終わり方でしたので、続編も期待できそうです。
【公式ホームページ】
http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/catwoman/home.html

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