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『 暗殺者』1995年アメリカ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】リチャード・ドナー    【主演】シルベスタ・スタローン(ロバート・ラス役)
【あらすじ】
ナンバーワンの殺し屋ロバート・ラス(シルべスター・スタローン)は、そろそろ引退を意識しはじめていたが富豪ブランチの暗殺を請け負った。
標的ブランチが弟の葬式に参列するというので、手のギブスにピストルを隠して葬列に加わり、チャンスをうかがっていたが、見知らぬ若い男に先を越されてしまった。
男はかけつけた警察にその場で逮捕されたものの、連行される車中から逃亡してしまう。
ラスがタクシー運転手を装って逃亡途中の男を拾う事に成功するが、その男ミゲル・ベイン(アントニオ・バンデラス)は、殺し屋ナンバー1の座を狙う野心家で、ラスの事を調べ尽くしていた。
男は、警察が追跡する中、ラスの車からも脱出してしまう。
その後、ラスに謎の依頼人から新たな仕事の指令が届いた。それは正体不明のハッカーと、ハッカーの持つ重要なファイルのディスクを買おうとするバイヤーを殺し、そのディスクを奪うことだった。
ラスは最後の仕事として、これを引き受けたが、ハッカーの正体を知る手がかりはパソコン画面に猫の目のロゴを使っているということだけだった。
ハッカーとバイヤーの取引場所に向かったが、ここにもミゲル・ベインが現れて・・・。
【猫の登場】
ハッカーの女性エレクトラ(ジュリアン・ムーア)が大の猫好きでパールという名前のグレーと白のバイカラーのペルシャのメス猫を飼っていて、登場する猫はこの仔1匹だけですが、エレクトラ登場シーンにはよく一緒に登場します。
「スクリーンを横切った猫たち」によれば、この猫はニャンタッチャブルのDC役をした猫ちゃんだそうです。
なるほど猫の名優らしく、ジュリアン・ムーアの腕をするりとぬけて、シルベスタ・スタローンの膝に飛び乗ったり、おもちゃのリモコンカーと一緒に歩いたりと、印象に残る名演技シーンがありました。
エレクトラは出かけるときも猫をケージに入れて連れて行くのですが大事な取引にもホテルに猫連れというのは、ちょっとどうなの?って思いました。猫OKのホテルがアメリカには沢山あるんでしょうかね。
ディスクを売ったお金で、パールのボーイフレンドを買うというセリフがあって、猫好きは思わずニヤリとしてしまいます。
また、猫にキャビアをあげて、スタローンにはハンバーガーを投げて渡すというシーンも笑えます。我が家では猫にあげたことがあるのはせいぜいイクラで、キャビアはあげたことはありませんが、キャビアって、ロシア語だとイクラって言うんですってね。これも、この映画の中のセリフで始めて知ったことです。映画って勉強ににゃる。・・・にゃはは
【その他の感想】
ミゲル役のアントニオ・バンデラスさん、この映画では、やたらに人を殺してしまう悪役ではありますが、なかなか素敵です。シュレック2の長靴をはいた猫の声をやっているのも、にゃるほどと思える、愛嬌がありますね。スタローンさん顔負けの体を張った猛スピードの車から脱出するスタントシーン(もしかしてスタントマンをつかっているのかもしれませんけど、・・・バンデラスさんなら、それはないかにゃ?)は、迫力ありました。
ジュリアン・ムーアさんは、ノーメイク?と思えるクローズアップシーンもあって、セクシーなおしゃれな洋服を着ている場面がないのが、役柄的にも納得でした。(でも最初の登場シーンで羽織のような和服と思えるものを、ガウンのように羽織ってます。監督さんが日本好きなのかにゃ?)
この時点では49歳のスタローンさんは、まだまだ若々しいのに、後輩の若者にポジションを取って代わられてしまうかもという、中年の哀愁のある役で、影のある表情がとってもセクシーでした。

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