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【監督】ミロス・フォアマン 【主演】トム・ハルス(モーツアルト役) |
【あらすじ】
「許してくれモーツァルトを殺したのは私だ」と老人サリエリは自殺を図ったが命はとりとめ精神病院に運ばれました。 回復したサリエリ老人は神父に次のような告白をはじめた。 皇帝ヨゼフ二世に仕えた作曲家だったサリエリは心から音楽を愛し宮廷音楽家であることに深い喜びを感じ、努力をし誠意を持って仕事をしていたが、神童と持てはやされたウォルフガング・アマデウス・モーツァルトが出現した時、運命が狂い出した。 なんの努力もなく次々と完璧な素晴らしい作曲をするモーツアルトの才能にサリエリは嫉妬した。 そして私生活ではどうしようもない女たらしのモーツアルトが、サリエリが思いをよせるオベラ歌手にも手を出したことから、嫉妬は強い憎悪となった。 皇帝がモーツアルトを姪の音楽教師にしようとした時も、サリエリは反対した。 それでも結局はモーツアルトが選ばれてしまう。 更に嫉妬心に燃えるサリエリは、メイドをスパイとしてモーツァルトの家に送り込み、得た情報を皇帝に密告して、モーツアルトを窮地におとしいれる。 父の死が重なり失意のモーツァルトは酒びたりの自堕落な生活をおくるようになる。 金のために無理な作曲を続けるモーツァルトに、サリエリは追い討ちをかけるようにお金でつって過酷な作曲の仕事を依頼する。 金の力に負けて作曲を引き受けたモーツァルトは、そのあまりの精神的肉体的疲労から、35歳の若さでこの世を去った。 |
【猫の登場】
映画はサリエリの自殺から始まりますが、モノクロ映画のような暗い冒頭シーンにほんのチラッと短毛の猫が映ります。 なにか不吉な事のまえぶれのような猫の登場で、映画の中の猫の役割としてはよくある使われ方と思いますがほんの一瞬ですから、たいがいの人は猫なんか映った?っておっしゃると思います。 |
【その他の感想】
映画を見る前から、「アマデウス」がモーツアルトの映画だということは知っていたのですが、それがモーツアルトのミドルネイムだったとは知りませんでした。 映画を見て一番印象に残るのはモーツアルトの馬鹿みたいなふざけた笑い方です。 若くして死んだモーツアルトの死因はいまだに謎のため、こうして映画になったりするのでしょうが、本当にモーツアルトってあんなにどうしようもない下品な笑い方をする女たらしだったのかしらと思い調べたらどうやら、本当に非常識で女たらしで浪費家で、下品だったらしいですね。 アマデウスの中にも全編にモーツアルトの曲が流れますがあんな素晴らしい曲を沢山作った人が・・・と思う反面、天才ってそんなものかもしれないと、何の能力もない平平凡凡な私はせめて常識的で節操のある上品な倹約家でなければいけないのかも、等とアカデミー賞受賞作品を見ながら馬鹿馬鹿しい事を考えてしまいました。 |