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『ダイヤモンドは永遠に』1971年アメリカ映画
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お勧め度   猫登場度
【監督】ガイ・ハミルトン 【主演】ショーン・コネリー(ボンド役)
【あらすじ】
今回の007の任務はダイヤモンドのアメリカ密輸シンジケートを暴く事。
密輸ダイヤの運び屋となって潜入し、密輸組織をあばいていくが、最終的黒幕はやはり宿敵スペクターのブロフェルドだった。
スペクターの陰謀は集めたダイヤをはりつめた人工衛星を打ち上げ、そこからレーザー光線を放射し、地球上のあらゆる場所を爆破し世界征服をするというとてつもないものだったが。
【猫の登場】
まずはのっけから、オープニングクレジットのスタートにダイヤモンドのネックレスをした、チンチラホワイトがMGM映画のライオンのごとく鳴いて登場します。
女性とダイヤと猫がクレジット背景。
今回、ブロフェルドは登場のたび、ほとんど猫を抱いています。
広いペントハウスのソファーに1匹でソファーに寝そべっているという主役のような猫登場シーンもありますし、ブロフェルドのデスクでごはんを食べているシーンもあります。
替え玉ブロフェルドも登場するのですが、猫まで良く似たチンチラホワイトが2匹登場します。
本物の方はダイヤのネックレスをしています。
【その他の感想】
シリーズ5作目の「007は2度死ぬ」でボンド役を降りたショーン・コネリーさんが再び返り咲いた7作目です。
今回のおもしろ秘密兵器は、にせ指紋シール、組み立て式一人乗り飛行機です。
悪玉派として変わったキャラが登場します。 最初はどうやらホモカップルらしい、人がよさそうなおとぼけコンビ。
もう一人は絶対に悪役には見えない、上品で優しそうなおばあさんです。

採掘現場で猫糞されたダイヤを一手に集めて、最終的に悪者ブロフェルドがそのダイヤを装飾品としてではなく人工衛星にしちゃうというのが奇想天外ですね。
月面に人が降り立ったニュースが世界に流れた頃だったためではないかと思われるのですが、実際にダイヤモンドのこんな使い方、ありえるのでしょうかね?


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